2010年4月10日土曜日

第9地区

第9地区という映画を見ました。

安易な感想で申し訳ないですが、
「超オモシロイ」
ハンパ無い大傑作です。

一言で言うならゲロHIP-HOP映画。

舞台のマジで汚いヨハネスブルクのゲトー感と、
黒人的扱いのエイリアンを見ていると、
おのづと感じてしまう、HIP-HOP感。

・ゲロの掃き溜め(ゲトー)。
・ギャングスター。
・マッチョイズム。
・ハンバーガー。
・武器。
・権力者(フィクサー)。
・地区。
・掃き溜めから抜け出したい。
・B-BOY(エイリアン)達の奮闘劇。

連想されるキーワードでも、
ホモっけたっぷりの熱い映画好きな人は、
No Doubt!」「間違いない」と
思うはず。

前半、
物語のぶっ飛び感と、
「宇宙人の差別的扱いに」
ゲラゲラ、ニヤニヤ、
笑っていられたけど、
物語の中盤から、
半端の無いシリアス感に
笑えなくなり、
後半では、
「人間死ね〜!」って思ってた。

物語でも描かれるが、
人間の勝手な所と、愚かな所(そこが良いんだけど)を
見ている観客にまでシンクロさせてしまうところは、
マジでお見事。

マッチョイズム出まくりの悪役の
「エビ(エイリアン)殺しは辞められない」っていうセリフに現れるような、
ストレートなセリフとストーリーが最高です。

見終わった後、
ビックマック食べながら、
コーラ飲みながら、
ラップしたい気分になる。

K-DUB SHINEのリリックを引用させてもらうと、

「利用しているはずが、
 利用され、
 あの人誰?が
 成れの果て」

この映画の主人公の為のリリックだね。


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